「高所の作業がしたいけど、はしごを買うほどでもない」「一時的に使いたいだけなのに、保管場所に困るのは避けたい」そんな悩みを抱えていませんか?

自宅のメンテナンスや庭木の手入れなど、はしごが必要になる場面は意外と多いものです。しかし、購入するには数万円の出費がかかるうえ、使わない時の置き場所にも困ります。めったに利用しないので、置く場所に困るんですよね。そんなとき、頼りになるのがホームセンターのレンタルサービスです。

中でも注目されているのが「コメリ」のはしごレンタル。果たして本当にレンタルできるのか、どんな種類やサイズがあるのか、他社と比べてどうなのか。この記事では、コメリのはしごレンタル事情を徹底解説し、最も手軽でムダのない選び方をご紹介します。

「たまにしか利用しないから購入するのは・・・」「今すぐ使いたい」「失敗したくない」という方こそ必見です。

この記事のポイント:

  • コメリでのはしごレンタルの可否と予約方法が分かる
  • レンタルできるはしごの種類とサイズが分かる
  • 他社ホームセンターとの違いが明確になる
  • レンタルを検討する際の注意点と代替案も紹介

コメリではしごはレンタルできる?

DIYや家庭のメンテナンス作業に欠かせないはしごですが、購入せずにレンタルしたいと考える方も少なくありません。特に、コメリのような大手ホームセンターでの取り扱いについては関心が高まっています。

コメリのレンタルサービスの概要

コメリでは、電動工具や農作業機器を中心に、レンタルサービスを提供しています。この中には、脚立としても使用できるはしご兼用タイプも含まれます。工具類と同様に、必要な期間だけ借りて作業に使えるため、購入の必要がなく、保管スペースの心配もありません。

対象店舗とオンライン予約の有無

はしごのレンタルは、全国のコメリのうち「コメリPRO」「コメリパワー」といった大型店舗で利用できます。2022年4月からは、コメリ公式サイトやアプリを使って、オンラインでの事前予約が可能になりました。対象店舗数は全国で92店舗となっており、スマートフォンやパソコンから簡単に予約できるのが特徴です。公式サイト:https://www.komeri.com/reserve/tool/

借りられるはしごの種類とサイズ

レンタル可能なはしごは、主に脚立と兼用できるタイプで、用途に応じて5種類のサイズが用意されています。具体的には、天板の高さが0.81メートルから1.97メートル、はしごとして使用する場合の全長は1.72メートルから4.18メートルまで対応しています。屋根の点検や庭木の手入れなど、高所作業にも使える仕様です。

料金やレンタル期間について

コメリのレンタル料金は商品によって異なりますが、脚立・はしごのような中型工具では、一般的に数百円から数千円の範囲で設定されています。最大レンタル期間は7日間で、週末だけの作業からやや長期のDIYまで幅広く対応可能です。正確な料金や在庫状況は、予約予定の店舗に直接問い合わせると安心です。

コメリのはしごレンタルのメリットとデメリット

はしごのレンタルには多くのメリットがある一方で、注意すべき点もあります。ここでは、コメリで実際にレンタルする際に知っておきたいポイントを紹介します。

購入と比べたときのコストメリット

はしごを購入すると、サイズや品質にもよりますが1万円から3万円ほどの初期費用がかかるのが一般的です。特に長尺タイプや伸縮式のものは高額になりがちです。対して、コメリでのレンタル料金は1日数百円から、長くても7日間で数千円程度とされています。使用頻度が年に数回程度であれば、レンタルのほうが圧倒的に経済的です。仮に1年に1回の作業で3,000円のレンタル費用を5年間払ったとしても15,000円程度に抑えられます。購入よりもコストを低く抑えられるため、費用対効果が高い選択肢です。

保管スペースを必要としない利便性

はしごは長さがあるため、保管に困る道具の代表格です。特に3メートル以上の製品は家庭用の物置にも収まりづらく、庭やベランダに置くと場所を取ってしまいます。レンタルであれば、作業が終われば返却するだけなので、自宅に収納スペースを確保する必要がありません。また、長期間保管することで発生するサビや劣化の心配もなくなります。私は購入してしまったのですが、本当に置いておくのが邪魔で困りもんです。次に使おうと思った時に錆かけていて(泣)

店舗ごとの対応差に注意

コメリのレンタルサービスはすべての店舗で実施されているわけではありません。全国にあるコメリのうち、「コメリPRO」「コメリパワー」といった大型店舗のみで取り扱われており、さらにその中でも対象店舗は92店に限られています。オンライン予約ページでは対象店舗を確認できるため、最寄り店舗がサービス対象かどうかは事前に調べておくことが重要です。また、はしごの種類やサイズも店舗によって異なる可能性があるため、詳細は店舗に直接確認するのが確実です。

利用前に確認すべきポイント

レンタル前には、使用予定日程、作業場所の高さ、使用目的に合ったはしごの種類などをしっかり確認しておきましょう。例えば、2階の屋根にアクセスする場合は最低でも5メートル程度の長さが必要です。コメリで用意されているはしごは1.72メートルから4.18メートルまでが中心であるため、使用目的に合った長さかどうかが選定の分かれ目になります。2連タイプで7メートルの物も取り扱いがるようです。さらに、予約可能期間や返却期限、延滞時の料金加算の有無なども事前に確認しておくことで、トラブルを防ぐことができます。

コメリでのはしごレンタルは、コストや保管の問題を解消できる非常に実用的な手段ですが、サービスの詳細は店舗ごとに異なるため、事前確認を怠らないことが成功のカギとなります。

他のホームセンターとのレンタルサービス比較

はしごをレンタルできるホームセンターはコメリだけではありません。ここでは、カインズ、コーナン、DCM、島忠のサービス内容を比較して、違いや特徴を明らかにしていきます。

カインズでのはしごレンタル事情

カインズでは、一部店舗で「アルミ製梯子兼用幅広脚立 MR120W」のレンタルを行っています。料金は1泊500円(税込)で、オンライン予約サービス「CAINZ Reserve」から申し込むことができます。レンタルの対象は店舗ごとに異なるため、事前に公式サイトで対象店舗を確認する必要があります。

はしごのサイズや種類については明確な公開情報が少ないものの、脚立と兼用できるタイプが主に提供されているようです。対応する作業は、屋内の電球交換や外壁の点検といった比較的軽度なものが中心です。

カインズ公式サイト:https://reserve.cainz.com/lp/tool

コーナン・DCMとの違い

コーナンでは、電動工具のレンタルは行っていますが、はしごや脚立のレンタルには対応していません。公式サイトの「レンタル工具」ページにも、はしごや脚立は記載されていません。そのため、高所作業のためにレンタルを検討している場合、コーナンは適した選択肢ではありません。

DCMについても、レンタル対象は電動工具が中心です。脚立やはしごのレンタルに関する情報は確認できず、店舗によって取り扱い内容が異なる場合がある点に注意が必要です。DCMでは2泊3日が標準の貸出期間で、延滞時には追加料金が発生します。身分証明書の提示が必要になるなど、レンタル手続きに一定の準備が求められます。

島忠の脚立レンタル情報

島忠では、一部店舗で脚立のレンタルサービスを実施しており、料金は550円と比較的安価です。はしごのような長尺製品ではなく、コンパクトな脚立の取り扱いが中心で、家庭内の軽作業に向いています。店舗によってレンタル対象やサイズが異なるため、電話での確認が推奨されています。

島忠は他のホームセンターと比べて、店舗によって柔軟な対応をしている傾向があります。対応しているサイズや商品のバリエーションに違いがあるため、具体的な用途に応じて確認が必要です。島忠公式サイト:https://www.shimachu.co.jp/service/homecenter/tool_rental.html

比較表で見るレンタル対応の違い

以下に、主要ホームセンターのはしご・脚立レンタルに関する情報を一覧でまとめました。

店舗名 レンタル対応 主なレンタル品 最短期間の料金 オンライン予約 備考
コメリ あり(脚立・はしご兼用) 6尺脚立 1日780円 一部店舗で対応 コメリPRO・パワー店舗限定
カインズ あり(一部店舗) アルミ製梯子兼用脚立 MR120W 1泊500円(税込) あり(CAINZ Reserve) 店舗によって内容異なる
コーナン なし 電動工具のみ 電動工具2泊3日330円(税込) なし はしごレンタル対象外
DCM なし 電動工具中心 電動丸ノコ2泊3日600円(税込) なし 脚立・はしご情報は未確認
島忠 あり(脚立) 脚立 550円(期間不明) なし 店舗によって要確認

レンタルサービスを選ぶ際は、価格だけでなく、目的に合ったサイズや種類があるかどうかをしっかり確認することが重要です。また、オンライン予約の有無も利便性を左右するポイントです。

オンラインではしごをレンタルできるサービス紹介

はしごをレンタルしたいと考えていても、近くにホームセンターがない場合や、もっと専門的な種類のはしごが必要な場合があります。そうした時には、オンラインのレンタルサービスが非常に便利です。

レンタルショップ ダーリングの特徴

レンタルショップ ダーリングは、家庭用や業務用の脚立・はしごを幅広く取り扱っているサービスです。脚立は3尺(約90センチ)から6尺(約180センチ)までが用意されており、価格は2日間で2,200円からとなっています。特に、脚立としてもはしごとしても使える兼用タイプが多く揃っており、1つで2役をこなしたい人に向いています。

配送は往復送料無料で、返却時の送料も不要です。電話での注文は受け付けていないため、WEBサイトまたはFAXで申し込む必要があります。支払いはクレジットカードや銀行振込などが利用でき、個人利用も問題ありません。全国対応のため、地方に住んでいる人でも利用しやすい点が魅力です。

レンタルのニッケンの特徴

レンタルのニッケンは、建設業界向けの専門レンタル業者ですが、個人でも利用できるはしごの貸し出しを行っています。取り扱っているはしごには、1連タイプ(3メートルから5メートル)や2連タイプ(7メートル)、3連タイプ(8メートル)などがあり、より高所での作業に対応しています。

料金やレンタル期間は公式サイト上では公開されていないことが多く、各事業所に問い合わせが必要です。利用には本人確認書類と直近3ヶ月以内の公共料金の領収書が必要で、支払いは現金やクレジットカードの一括払いが可能です。商品の受け渡しは基本的にニッケンの営業所で行い、配送が必要な場合は送料が自己負担になります。

伸縮はしごレンタル.jpの特徴

伸縮はしごレンタル.jpは、伸縮式のはしごを専門に取り扱うレンタルサービスです。提供されている商品には、5メートル、6.2メートル、6.6メートル、8メートルといった長尺の伸縮はしごがあり、3日間でのレンタル料金は4,400円から9,900円程度に設定されています。

配送や返却には別途送料がかかる場合があり、エリアによって料金が変動します。8メートルタイプのはしごは約31キログラムと重いため、2人以上での運搬が推奨されています。また、雨天や風の強い日には使用を控えるよう注意が促されており、安全性にも配慮された設計が特徴です。

オンラインレンタルのメリットと注意点

オンラインレンタルの最大の利点は、**自宅にいながら必要な道具を取り寄せられる点にあります。**全国配送に対応している業者であれば、最寄りのホームセンターに希望の道具がない場合でも対応可能です。特に、地方在住者や運搬手段のない人にとっては非常に便利なサービスとなります。

一方で、配送には日数がかかるため、急ぎで使いたい場合には不向きなことがあります。また、送料が別途必要になるケースもあり、**合計費用が店舗でのレンタルより高くなる可能性があるため注意が必要です。**利用前には、料金、配送日数、返却方法をしっかり確認しておきましょう。

オンラインレンタルは、はしごの種類が豊富で専門性が高いサービスが多いため、作業内容に応じて最適な道具を選びたい人にとっては最も柔軟な選択肢です。

はしごレンタルでよくある疑問と対策

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はしごをレンタルしようと考えている人がよく疑問に思う点について、事前に解消しておくことで安心して利用できます。

借りる際に免許証は必要?

ほとんどのホームセンターやオンラインレンタル業者では、身分確認のために運転免許証などの本人確認書類が必要です。コメリでは、店舗によって確認方法が異なる可能性がありますが、**初めてレンタルする場合は免許証などの提示が求められることが一般的です。**オンラインで予約した場合でも、受け取り時に本人確認を行う店舗が多いため、持参しておくとスムーズに手続きできます。レンタルのニッケンなど一部の業者では、公共料金の領収書も必要になるケースがあります。

配送はしてくれるの?

コメリでは、店舗での受け取りが基本となっており、配送には対応していないことが多いです。一方で、オンラインレンタル業者は全国配送に対応しているところが増えており、特に「レンタルショップ ダーリング」や「伸縮はしごレンタル.jp」などは、**自宅までの配送と返却が可能です。**ただし、商品によっては送料が別途発生する場合があるため、事前に料金体系をよく確認しておくことが大切です。

事故が起きた場合の対応は?

はしごを使った作業中の事故については、原則として自己責任となります。レンタル業者では、工具や機材の貸出に関して保険の付帯は行っていないことが多く、**万一の事故やケガに備えるためには、使用前に取扱説明書を確認し、適切な設置場所と使い方を守ることが重要です。**また、個人賠償責任保険などに加入していれば、万が一のトラブルにも対応できる場合があります。高所作業時は、滑り止めの靴やヘルメットの着用も推奨されます。

購入前に試す目的で使っても良い?

レンタルは、購入前に実際の使い勝手を確かめたいという目的でも利用可能です。特に伸縮式や兼用タイプのはしごなど、**高額な商品を検討している場合、短期間だけ借りて使用感を確認する方法は非常に合理的です。**コメリでは、購入検討中の製品と同型モデルを取り扱っていることもあり、実際に作業環境で使ってみてから判断できる利点があります。

レンタル前には、本人確認の必要性、配送の有無、事故時の責任範囲、そして試用としての利用が可能かどうかを把握しておくことで、安心してサービスを活用できます。

よくある質問(FAQ)

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Q1. コメリでレンタルできるはしごの最長サイズはどれくらいですか?

A. 最長で約7メートルのはしごタイプがあります。

Q2. コメリのレンタルには予約が必要ですか?

A. はい。多くの店舗ではオンライン予約が必要です。コメリ公式サイトやアプリから簡単に予約できます。

Q3. はしごレンタルの料金相場はいくらですか?

A. 商品によって異なりますが、数百円から数千円程度です。具体的な料金は各店舗にお問い合わせください。(アルミ梯子7M2連 レンタル料1日1,580円)

Q4. どのコメリ店舗でもレンタルできますか?

A. いいえ。はしごのレンタルは「コメリPRO」「コメリパワー」などの一部大型店舗に限られています。

Q5. レンタル中に事故が起きた場合、補償はありますか?

A. 原則として自己責任となるため、取扱説明書に従った安全な使用が求められます。心配な方は個人賠償責任保険などの活用を検討してください。

まとめ

  • コメリでは一部の大型店舗で、はしごや脚立のレンタルが可能です
  • オンライン予約に対応しているため、自宅から簡単に手続きできます
  • レンタル対象商品は店舗によって異なるので、事前確認が重要です
  • 他のホームセンターやオンラインサービスと比較することで、コストや利便性の差が明確になります
  • 使用目的に応じて長さや機能性を比較検討すれば、ムダのない選択ができます

コメリでのレンタルを考えている方は、まずは公式サイトで対象店舗と商品情報をチェックしてみてください。

一時的な使用や購入前の試用にも最適なレンタルサービスを、ぜひ賢く活用して、快適な作業環境を手に入れましょう。